2005-12-29

談合との「決別」の申し合わせ

ゼネコン大手四社が談合と「決別」することで申し合わせたという報道があった。かなり抜本的な対策をとるらしい。
ATOK電子辞典附属版の明鏡国語辞典によると、談合の定義は以下の通り。

だん‐ごう【談合】─ガフ〘名・他サ変〙
[類語分類]話す/相談

①競売または入札の際、複数の競争者が前もって入札価格や落札者を協定しておくこと。「入札価格を─した疑いが持たれている」
②〔やや古い言い方で〕話し合うこと。相談。「婿養子の件を親と─する」◇古くは「だんこう」。

だから、狭い意味では違うんだろうけど、『談合をしないことを談合で決めた』というような感じがなかなか素敵だ。

2005-12-23

Authors and readers

小惑星イトカワまでいって帰ってくるという「はやぶさ」。野尻ボードで紹介されていた「はやぶさ、帰ってこい…」というフラッシュを見た。野尻ボードでは泣けますと書かれていたが、実際に泣けてくる。

野尻ボードの他にも、例えば小川一水さんとか川端裕人さんのように、作家が自分の Web ページを持って読者と交流を図ることが増えてきている。一読者としてこれはとてもうれしい。

2005-12-18

書店の検索端末

それなりに本は読んでいる方だと思う。たまに Amazon.{com,co.jp} で買うこともあるけれど、近くの書店で買うことの方がはるかに多い。実際に中身を見て買えるという利点もあるが、それよりも陳列されている状態で目に入ってくる情報で購入するものを取捨選択しているような気がする。

だいたいは、巡回コースを回りつつお気に入りの作家の新刊やシリーズものジャンルをチェックしていって、買うものをピックアップしている。新刊の刊行時期のチェックなどは特にしていないので、いつものんべんだらりと書棚を端からざっと見ていく。

時には、目的指向で、あるいは、買いたいものが決まっていて、それを探して求めることもある。が、今の書店はそういう方法で本を買うにはちょっと不便だ。書店員には知識がないので、とんでもないところに置かれていたり、そもそも在庫していないこともある。また、どこに置いてあるかが分かりにくい。

紀伊国屋などの大きな書店では検索端末が置いてあることもあって、陳列場所と主な書誌情報が分かるようになっているが、実際には書棚に張り付いて探さないと見つけ出すことができない(探しているものが並んでいるとして)ことがある。それは、表紙や判型のイメージが曖昧なので、目の前に置かれていてもなかなか気づかないことが多いから。ということで、冒頭の目に入る情報の話になる。つまり、検索端末では、陳列場所や書誌情報だけじゃなくて、判型や表紙、背表紙などをの情報を表示するようにすると、陳列中の実物を見つけやすくなると思う。どうだろう。

2005-12-17

年賀状

年賀状。ちょっと謎の存在だ。

普段から付き合いのある人ならば、年が明けてから会って挨拶すればいいし、普段付き合いのない人ならわざわざはがきで挨拶することもない。と思うんだけどな。生存確認とか、近況報告とかいろいろうれしいこともあるけど、別に年賀状でなくてもいいことだし。

2005-12-12

ちょっとしっくりしない

新調しためがね、ちょっとしっくりこない。かけごこちも悪くないし、視野の歪みも少ないし、色もいいんだけど、肝心の見え具合が今一な気がしてきた。高速道路でクルマを運転していて今まで見えていた(ように思う)標識の文字が見えにくい気がする。うちに帰って壊れためがねのレンズと付け比べてみると、うーん、微妙だけど前の方がよく見えているように思う。めがねを作るときはいつも少し度を弱めにしてもらうことにしていてちょっと弱くしすぎたのかも。ちょっとへこむなぁ(近視だから凹レンズだし)。

2005-12-11

めがね新調


めがねのレンズを拭いていたら、フレームを壊してしまった。そのめがねを作ったのが(たぶんレンズは前のままでフレームだけ作り直した)5年前なので、ついでにレンズも新しくすることにした。

今はやりのレンズが小さなめがねは好みでないので、前のやつとよく似たタイプのものを選んだ。前のは薄めの銅色だったが今度はどちらかというと金色っぽくて、少し前なら品がないということで選ばなかったかもしれない。でも、たかたちはまぁなんの変哲もないけどけっこう気に入っている。

2005-12-06

身内の視線

姉の Blog 見つけた。本人はたぶん見て欲しくないだろうからなにも言わないでおくことにする。

読んでいてつくづく思った、この人やっぱり大人だ。
もうすぐ四十に手が届こうかというのに自分の子供っぽさを感じてしまう。子供っぽいのも別にかまわないと思うんだけど、いつまでたっても中身がないのは、ね。

それと、僕たち弟が彼女のことを全く分かっていなかったわけではないことが分かって、ちょっとほっとした。でも、むこうから見ればこちらのことは丸わかりだったのだろうと思う。

2005-12-05

「疾走!千マイル急行」小川一水

上下間合わせて一気に読了。本当は三日の間の余暇時間を使ってだけど、気分的には一気。満足。

2005-12-01

ジェネレーションギャップ

なるべく時代・世代の違いを理由にはしないようにしている。

ただ、理屈で(あるいは情で)訴えたとしてもどうしてもまともにコミュニケーションが取れないこともある。

どうしようもなくなって、行き詰まってしまったときには、それを時代・世代のせいにして楽になってしまうのも手かもしれないと、そういうことの多い最近は思う。