2005-12-18

書店の検索端末

それなりに本は読んでいる方だと思う。たまに Amazon.{com,co.jp} で買うこともあるけれど、近くの書店で買うことの方がはるかに多い。実際に中身を見て買えるという利点もあるが、それよりも陳列されている状態で目に入ってくる情報で購入するものを取捨選択しているような気がする。

だいたいは、巡回コースを回りつつお気に入りの作家の新刊やシリーズものジャンルをチェックしていって、買うものをピックアップしている。新刊の刊行時期のチェックなどは特にしていないので、いつものんべんだらりと書棚を端からざっと見ていく。

時には、目的指向で、あるいは、買いたいものが決まっていて、それを探して求めることもある。が、今の書店はそういう方法で本を買うにはちょっと不便だ。書店員には知識がないので、とんでもないところに置かれていたり、そもそも在庫していないこともある。また、どこに置いてあるかが分かりにくい。

紀伊国屋などの大きな書店では検索端末が置いてあることもあって、陳列場所と主な書誌情報が分かるようになっているが、実際には書棚に張り付いて探さないと見つけ出すことができない(探しているものが並んでいるとして)ことがある。それは、表紙や判型のイメージが曖昧なので、目の前に置かれていてもなかなか気づかないことが多いから。ということで、冒頭の目に入る情報の話になる。つまり、検索端末では、陳列場所や書誌情報だけじゃなくて、判型や表紙、背表紙などをの情報を表示するようにすると、陳列中の実物を見つけやすくなると思う。どうだろう。

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