2008-07-29

iCal can now directly view and edit Google Calendar?

Google Calendar が CalDAV をサポートするようになるとかならないとかいう話がある。

CalDAV というのは、WebDAV 経由でカレンダーにアクセスすることができるようにするプロトコルで、iCal はそのクライアント側として使うことができる。

リンク先記事によると、iCal ←→ Google Calendar の双方向の同期はうまく働いたが、以下のような問題があるとのこと。
  • CalDAV の設定をするときに、Calendar ごとにアカウントの設定が必要。
  • 管理が繁雑になるだけでなく、…… よくわからない(原文 "Not only did this make further setup cumbersome, it degraded the iCal UI as a 1-1 relationship between each folder (server) and calendar is created")
  • カレンダーの並べ変えなどができないので、カレンダーの入力順などに注意が必要。
  • カレンダー間でイベントの移動ができない。
もちろん、Google が公式に言っているように(そして、SpanningSync でも対応できていないように)、
  • Event reminders/alarms don't sync
  • Notification emails/SMS not sent
  • iCal errors when changing the calendar name/color
  • Unable to create iCal To Dos for Google Calendar
  • Unable to create new iCal calendars for Google Calendar
  • Google Apps: Room scheduler is not supported
  • Google Calendar events don't appear in iCal
というような問題も残っている。

愛用している SpanningSync も Contacts の同期が追加されたり(バージョン 2.0 で対応予定)、Mac から Google Calendar への PUSH が可能だとか、いろいろがんばっているけど、Apple や Google の対応強化で独自性と利便性で優位に立つのはだんだん難しくなってきそうだ。

Cuil という検索エンジン

  • Cuil(2012年9月24日現在リング切れ。)
Google を凌駕するとかしないとか今話題になっている新しい検索サイトの Cuil なんだけど、どうも日本語はうまくないようだ。

2008-07-25

PiTaPaの罠

α700 - AF85mmF1.4G(D) - Preview.app
写真と本文は関係ありません


PiTaPa は IC カードによるポストペイタイプの決済システムで、関西圏でよく使われている。ポストペイなので、普通のクレジットカードのように事前審査があり、利用した金額が一か月ごとにまとめて銀行口座から引き落とされるのもクレジットカードと同様。というか、利用者が大人であれば大抵の場合は、阪急や京阪などの電鉄系のクジットカードに PiTaPa の機能を付けたものを使っているのではないかと思う。また、このカードは JR 系の ICOCA のシステムでも(予めチャージが必要なプリペイドのシステムとして)利用することができる。

自分も阪急のペルソナカードというクレジットカードに PiTaPa を付けて使っている。クレジットカードなので当然カード毎に利用期限があって、期限が近づくと新しいカードが送られてきて、古いカードを廃棄することになる(カード会社はハサミでちょん切ることを推奨してみるみたい)。

さて、使っていたカードの期限が近付いて、新しいカードが届いたのが一週間くらい前。さっそく新しいカードの裏面に署名して、古いカードをチョキチョキ。で、次の日 JR を使おうとして改札で ピタッ とすると …… ガーン、チャージ残がゼロになってる。うぅむ、カードの ID に紐付けして、サーバ側で残高を管理しているものだと思い込んでいたのだけどどうも違うみたいだ。ICOCA の残高はカード自体に記憶されるようになっていたのか……。

というわけで、 PiTaPa のカードが更新されるときには、ICOCA の残高を使い切ってから新しいカードを使いましょうというお話でした。しくしく。

あ、残高が少なくなると自動でチャージするオートチャージだとどうすりゃいいんだろう。

2008-07-23

もっとオープンに --- Open more...

Mac OS X には open というコマンドがあって、引数として渡されたファイル や URL を適切なアプリケーションで開いたり、-a オプションで直接アプリケーションを指定して開いたりすることができる。これは、コマンドラインでの作業が多いととても便利で、alias や関数、ルスクリプトなどに利用することでさらに有難かったりもする、利用頻度の高いコマンド。

つい最近、 -a オプションであるアプリケーションを起動しようとして、引数にアプリケーションを指定せずそのまま実行してしまったら、以下のようなヘルプメッセージが表示された。

[mbp15:~] rok% open -a
open: option requires an argument -- a
Usage: open [-e] [-t] [-f] [-W] [-n] [-g] [-h] [-b ] [-a ] [filenames]
Help: Open opens files from a shell.
By default, opens each file using the default application for that file.
If the file is in the form of a URL, the file will be opened as a URL.
Options:
-a Opens with the specified application.
-b Opens with the specified application bundle identifier.
-e Opens with TextEdit.
-t Opens with default text editor.
-f Reads input from standard input and opens with TextEdit.
-W, --wait-apps Blocks until the used applications are closed (even if they were already running).
-n, --new Open a new instance of the application even if one is already running.
-g, --background Does not bring the application to the foreground.
-h, --header Searches header file locations for headers matching the given filenames, and opens them.

誤ったオプションや、使い方を間違えたときにヘルプメッセージが表示されるようにするのはよくあることで、それ自体はなというほどのこともでないのだが、明かにオプションの数が増えている。

以前(不確かだけど Tiger 時代まで)は、アプリケーションを指定する「-a」、TextEdit.app で開くことを指定する「-e」、標準入力からの入力を利用するための「-f」くらいしかなかったものが、さらに多くのオプションが追加されたようだ。「-t」と「-e」なんて微妙な違いだし、「-b」ではアプリケーションバンドルの ID を使ってアプリケーションを開いたりするのも一部の人を除いては手軽とも言難いし、なんだか不思議な機能追加ではある。

ただ、プログラムを Xcode などを使わずに書いていると -h オプションはけっこう重宝しそうではある。たとえば、「open -e -h NSURLConnection」を実行すれば、NSURLConnection.h を TextEdit.app で開いてくれるし、「open -e -h NSURL」のように不完全なヘッダファイルの名前を指定すれば、候補となりそうなファイルをリストアップしてくれる。
[mbp15:~] rok% open -e -h NSURL
NSURL?
[0] cancel
[1] all

[2] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURL.h
[3] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLAuthenticationChallenge.h
[4] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLCache.h
[5] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLConnection.h
[6] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLCredential.h
[7] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLCredentialStorage.h
[8] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLDownload.h
[9] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLError.h
[10] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLHandle.h
[11] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLProtectionSpace.h
[12] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLProtocol.h
[13] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLRequest.h
[14] /System/Library/Frameworks/Foundation.framework/Headers/NSURLResponse.h

Which header(s) for "NSURL"?

最後の「Which header(s) for "NSURL"?」というプロンプトに対して、対応する番号をタイプしてやるとそのファイルを開くことができる。Mac OS X のアプリケーションじゃなくて、less とか lv で開ければもっと便利になりそうなのが惜しいところ。

2008-07-21

熊殺し……じゃないけど

図書館戦争のエピソードの一つに、野営中に熊を装って寝込みを襲う(ちょっと違うか)というのがあったけど、その逆を行く事件が現実にあったという。

当事者が無事でなによりだけど、不謹慎ながら笑ってしまった。

iPhoneの確定前料金照会

一部で流行っているみたいなので試してみた。

7/11 に購入して 7/20 まででパケット通信料が165,717円。つまりは一日あたりおよそ 16,500円で、要するに一年間だと約600万円

パケット定額安すぎ! と思わず喜んでしまうけど、これまでの携帯でのパケット通信料が iPhone のように普通にインターネットを利用する端末に対しては、高すぎたということだろう。

2008-07-19

iCal 復活!?

参照元の記事で
ま、その、SpanningSync がある点で優位に立っているのは分かるんだけど、うちの場合はなぜか iCal に SpanningSync 経由で同期した情報が表示されないんだけど……。iPhone や iPod touch、そして MobileMe クラウドからは見えるので、iCal にもきっと情報はあるのだと思うんだけど、全然見えないの(;;)。これだけなんとかなって欲しいなぁ。
なんて書いたけど、今朝事務所で iCal 開いたら、開店前に店舗で iPhone 使って追加したイベントがちゃんと同期して表示されてた。しかも、今まで見られなかった他の予定も!

この調子でどんどん不具合を潰していってくれたら、すごく便利になりそうだ。

2008-07-18

New Life!

というわけで、iPhone で PhotoShare というソフトウェアを楽しんでいるわけです。

これは、写真を使ったゆるい感じの SNS っぽいもの。Flickr などの既存のフォトストレージ(というのか)に比べると、かなり気楽に写真の見せっこができるようになっている。

他の人とは家族・友人・フォローの関係で参照しあうことができる。また、e-mail アドレスを持っている人であれば、そのアドレスで招待することで iPhone / iPod touch を持っていない人でも PC の Web ブラウザで写真を見ることができる(らしい)。

ソフトウェアもストレージも今のところは無料なので、iPhone を持っている人は一度お試しを。

2008-07-17

Spanning Sync v2.0 Implements "Push" Sync from Mac to Google

MobileMe での Push 型サービスは、今のところ、iPhone(iPod touch) と Web アプリケーション上の contacts, calendar, email が MobileMe の「クラウド」と即時的に(なんて言えばいいの、immediaterly) 同期するということで、Mac や PC 上でのそれぞれの情報の変更は最長で15分待たないと「クラウド」と同期しないということらしい(要はMac/PCからクラウドへはポーリングしてるのか?)。Appleはわざわざこの push という言葉の loose な使い方について謝罪もしている。

で、SpanningSync 2.0 では同期を「Manually(手動)」に設定していない限りは、Mac 上での変更が即座に Google Calendar に push されるようになってるので、MobileMe ではできない方向の Push を実現しているよ、と言いたいらしい。ただし、Google Calendar には変更を知らせる仕組がないので、Google Calendar 側の変更を Mac 側に反映させるには、今のところは定期的にポーリングするしかないというわけで、こちらも完全ではない。

ま、その、SpanningSync がある点で優位に立っているのは分かるんだけど、うちの場合はなぜか iCal に SpanningSync 経由で同期した情報が表示されないんだけど……。iPhone や iPod touch、そして MobileMe クラウドからは見えるので、iCal にもきっと情報はあるのだと思うんだけど、全然見えないの(;;)。これだけなんとかなって欲しいなぁ。

2008-07-13

Flickr を Pro にアップグレードした

最近けっこう Flickr を使うようになった。

a dragonfly
α700 - SONY 70-300mm F4.5-5.6G SSM

さっきも数枚写真をアップロードしたら、枚数制限にひっかかってしまった。実を言えば今まで見落としていた(6 x 3: Flickr か Picasa Webalbum か では全く触れてない……)のだけど Free 版の場合は、最新の 200枚だけを見られるという制限があったのだった(Flickr: Help: Free Accounts, Upgrading and Gifts に書かれている)。

というわけで、思いきって Pro Account にアップグレードしてみた。なんか散財が続くが、その分ガシガシ写真撮らなくちゃな。

iPod touch と iPhone の互換性

車に乗るときには、Monster Cable の iCarPlay Wireless という FM トランスミッタを使って、iPod touch の音楽をカーステレオで流している。これは、iPod 4G の時から使っていてもちろん iPod touch でもなんの問題もなく使えていた(手探りで操作しにくいので、運転しながらの曲のスキップがしにくいというのが難といえば難か)。

当然 iPhone も普通に使えると思っていたのだけど、どうもそうではないらしい。

iPhone を繋ぐと、まず「このアクセサリハ充電には対応していません。」と表示され、さらに

このアクセサリは iPhone では動作しません。
・このアクセサリは充電には対応しません。
・オーディオへの干渉を緩和するために機内モードをオンにしますか。オンにすると通話はできません。
[オン][オフ]
のようなダイアログが表示される。が、実際には機内モードにしなくても音楽を聞くことはできる。

ただ、車に乗っている間に充電できるとけっこう助かることが多いだけに惜しい。今使っているものの後継である iCarPlay Wireless Plus なら大丈夫なのかな?

ちなみに、弟のハリアーに積んであるデンソーの iPod 対応のカーステレオでも同じような事態になっていた。

まぁ、Bluetooh でつなぐのが本道なのかもしれないけど……

2008-07-12

.Mac から MobileMe

.Mac のページがいつまでたってメンテナンス中なので、しびれを切らして me.com にアクセスしてみたらなんのことはない、.Mac のアカウントでなんなくログインできてしまった。idiskとかメールとかも表示されたのでもう使えるのかと思ったら、長ぁ〜いロード時間ののちにこれ。
.Mac のユーザは自動で移行するんじゃないのか。もしかして、サインアップしなおす必要があったりするのだろうか。

かと思うと、再度 www.me.com にアクセスすると iDisk のページが開く(けど、むちゃくちゃ遅い)し、アカウントのページにも移動できた。これは使っちゃっていいということかな。でも、FAQ に

アップグレードが行われると、サービスメールの変更に関するメールが .Mac のアドレスに送信されます。
と書かれているメールがまだ来てないから下手なことはしない方がいいのかな。うーむ。

2008-07-11

iPhone 3G 買えちゃった。

朝の10時すぎ、店を開けてから最寄りのソフトバンクショップに行ってみると難なく予約できた。ただし、16GB の白しかないとか。別に白でも黒でも 16GB であればどちらもでよかったので、ためらわずに予約して(整理券をもらって)仕事に戻った。

正午からの販売だということだったが、商談が長びいて再びソフトバンクショップを訪れたのは12時半くらい。その時点で30分待ちだということだったので、荷物を店に置きに戻って、三度ソフトバンクショップへ。結局それから一時間弱待たされてやっと手続きが始まった。

手続き自体は、係のお姉さんの質問に答えつつ必要な書類(身分証明とかクレジットカードとか)を見せていくことで進む。自分でペンを取って記入することが少ないのはいいなぁ。とかなんとかやりつつ20分くらいで支払までを済ませて、iPhone を手にすることができた。

iPhone 3G は、ショップでアクティベート(アンロック)してから渡されると聞いていたのだけど、そこのお店では自分で PC (Mac) を使ってやってくれということで、未開封の iPhone 3G の箱と SIM カードを渡された。一部でソフトバンクのサーバの不調で店頭でのアンロックができないとかいう話も(あとになって知ったのだけど)あったというから、そういう事情があったのかもしれない。

アンロック自体は簡単。SIMカードを入れて、iTunes で同期するだけ(同期前にソフトウェアをアップデートするよというダイアログがでた)。あとはいつも iPod でやっているのと同じ。最初から欲張って音楽全部と写真や動画も同期させたらかなり時間がかかってしまったので、まず遊びたい人はこのへんはちょっと控えめにしておいた方がいいかもしれない。

メールのアカウントは、Mac OS X のキーチェーンの情報まで使って自動で設定してくれるのはなかなかいい。MobileMe がまだ使えないので、プッシュ型メールは未だつかえていないが、.Mac メールの IMAP はちゃんと動いている。

あとはまだあんまり遊べてないので、また気が向いたら書くことにする。

2008-07-09

ストラップ買った。

6 x 3: ストラップを買おう(近いうちに) で前にも書いたように、α700 附属のストラップがぼろぼろになってきたので、新しいものを購入した。やはり、前にも書いたように定評のある OP/TECH のプロループストラップというもの。カメラの金具に取り付ける部分がループになっていて付けやすいかなと思って。

ちょっと使ってみて、やはり肩にはやさしく感じる。またループは取り付けが確かに楽だ。

ただ、もともとのソニーのストラップに付いていた、リモートコマンダークリップ(リモートコマンダー(要するにレリーズ)のコードを止めるクリップ)や、外したアクセサリシューカバーを収納することができるアイピースカバーを付けることができないのにあとで気付いた。仕方ないので、コネクタ部分だけ別売りの 3/8ウエビングあたりを買ってこようかなと思ってる。最初からそっちが付いているやつにすればよかった……。

mooのミニカード届いた。


moo mini cards
Originally uploaded by rok1966

光沢ではなく思ったよりもしっとりとした仕上がりだけど、これはこれで気に入った。そこそこ分厚くしっかりとした感じ。

失敗したなと思ったのは、100枚全部違う写真にしてしまったこと。これだと、人にあげちゃうと手元に同じ写真のカードが残らなくなってしまう。次は二枚ずつにしよう。

VMware のユーザ調査

VMware からユーザに関する調査のメールが届いていた。サブジェクトは「Help out the VMware FUSION Team! Quick Survey」。


調査内容は若干の個人情報(名前とメールアドレス)が必須で、あとはオプション。とはいえ、使っているアプリケーション、Webアプリケーション、周辺機器を列挙すればいいだけの本当に簡単なもの。まぁ、三分では無理かとも思うけど。

自分の場合は、使っているアプリケーションとしては、OpenOffice.org や StarOffice を MS Office 書類の確認に、Acrobat (Reader)を Mac 側でサポートされていないプリンタでの印刷用に、えっと、あとはなんだ、Firefox とか。

Web アプリケーションは、Google Docs や Remembet the Milk とか。GYAO なんか入れちゃってもいいんだろうか。あと、周辺機器は特に今のところ VMware でという使い方をしているものはないな。

とか書いているといかにも活用していないような感じではあるのだけど、実際はこれだけでもとても助かっている。VMWare 上の Windows XP で CIFS とうか SMB というか(よく分からない)にアクセスすることで、Mac OS X と微妙に相性の悪い NAS 上のボリュームのファイルを扱ったり、GYAO でガンダムOO見たり、Mac にないフリーウェアを試してみたり。Mac でサポートされていないプリンタが使えるのも(Mac の場合は PDF を比較的容易にコストをかけずに作成できるし)大きい。もちろん、新しい Linux のディストリビューションを試したりもするす。

というわけで、VMware FUSION は自分にとって、実はもうなくてはならないツールになっているのだった。

2008-07-07

Flickr の写真を MacのOS X のスクリーンセーバーで使う

最近、Flickr をそこそこ使いだした。写真がある程度たまってくると、見知らぬ人からコメントが付いたり、favorite にしてもらったり、だんだん楽しくなってきた。

それはともかく、Flickr の写真を使うスクリーンセーバーのモジュールでいいものはないかとしばらく探していた。で、Google さんで検索してみたらモジュールではないけど、冒頭にあげたリンク先には、まさにその方法が書いてあった。


発想の転換というわけではないけど、標準のモジュールを使うということにはうかつにも思い至ってなかった。普通に使うにはこれで十分だし、RSS フィードのオプションで タグを指定したりすることもできるので、そういう細かい仕事を気にしない人にはおすすめの方法だと思う。

2008-07-05

続「神(示申)」と「神」

承前。

Firefox 3 をインストールしたので、kazuho さんの追試。


ちゃんと表示は区別されている。けれど、「示申」をコピーしてみると確かに、
[mbp15:~] rok% pbdutil -r text | hexdump
0000000 e7 a5 9e
0000003
となって、「神」に変わっているのが確認できた。

Firefox の挙動を整理すると、
  • Firefox 2 → 表示は「神」だが(日本語のフォントは ヒラギノ角ゴにしてあるので「示申」はあるはずなんだけど……)、コピーした内容はもとのままの「示申」
  • Firefox 3 → 表示は正しく「示申」だが、コピーした内容は「神」

となっていて、もしかしてバグなんでしょうかね。

Safari 3.1.1 だと表示もコピーも正しい(というか普通に期待される)挙動を示すのだけど、Blogger の投稿エディタで「示申」(一文字)で書いたものは投稿時に Safari か Blogger かが「神」に変換(NFC?)してしまうみたいで、これはこれでちょっと気にいらない動作。

なんというか、漢字というか文字の取り扱いは難しいもんなんだというのを再認識した。

2008-07-04

「神(示申)」と「神」

Twitter で、kazuho さん曰く

・kazuho 例: Mac 版 Firefox では「示申」をクリップボードへコピーすると「神」になる about 7 hours ago from web
・kazuho Mac 版 Firefox からクリップボード経由でコピーする際に NFC が行われて異体字が変換されてしまうのか about 7 hours ago from web
ということなので、文字コード関連は苦手なのだけど、ちょっと実験してみた。

だいたい書き終わって下書きを保存すると「示申」が全部「ネ申」に書き換えられてしまっていた。しかたがないので、上の引用も以下の本文も「示申」と「ネ申」と書き直したが、本当はどちらも一文字のもの。これは Blogger の問題か、Safari の問題か、あるいは Mac OS X の方の問題かよく分からないけど。

まずは Safari。ちゃんと表示は区別されている。「示申」をコピーするとその中味は以下の通り。
[mbp15:/tmp] rok% pbdutil -r text | hexdump
0000000 ef a8 99
0000003
次に「ネ申」だとこう。
[mbp15:/tmp] rok% pbdutil -r text | hexdump
0000000 e7 a5 9e
0000003
ちなみに、Sarafi からテキストをコピーすると、以下のように 16種類のデータが入っている。
[mbp15:/tmp] rok% pbdutil -lvvv
Available type(s):
com.apple.webarchive (size: 918)
Apple Web Archive pasteboard type (size: 918)
public.rtf (size: 195)
NeXT Rich Text Format v1.0 pasteboard type (size: 195)
public.utf8-plain-text (size: 3)
NSStringPboardType (size: 3)
dyn.agu8y63n2nuuha5dbrf1ca2pxqry0wkduqf31k3pcr7u1e3basv61a3k (size: 1)
NeXT plain ascii pasteboard type (size: 1)
public.utf16-external-plain-text (size: 4)
CorePasteboardFlavorType 0x75743136 (size: 4)
dyn.agk81n65yru (size: 148)
CorePasteboardFlavorType 0x7573746C (size: 148)
com.apple.traditional-mac-plain-text (size: 1)
CorePasteboardFlavorType 0x54455854 (size: 1)
dyn.agk81g7d3ru (size: 22)
CorePasteboardFlavorType 0x7374796C (size: 22)
これらの中から貼り付けられる側のアプリケーションが適切なタイプを指定して取り出すことになる。例で pbdutil コマンドで -r text と指定して取り出しているのは NSStringPboardType のもの。TextEdit.app をリッチテキストの編集モードにしていたり、ワープロなんかにペーストすると RTF のデータが使われるのだと思う。

さて、自分が使っている MacBook Pro には Firefox は 3.0 をインストールしていないので 2.0.0.15 で試してみる。
こちらは表示上は区別されずにどちらも「ネ申」になってしまっている。フォントはヒラギノ角ゴProW3(のはず)。さきほどと同じように前の「神」 (Safari で「示申」と表示されている方)をコピーすると、その中味は以下のように Safari から「示申」をコピーした場合と変わらない。
[mbp15:/tmp] rok% pbdutil -r text | hexdump
0000000 ef a8 99
0000003
「神」をコピーしたときも Safari と同様に 「e7 a5 9e」となる。

というわけで、ペーストされる側のアプリケーションが NSStringPboardType のデータを要求する限りにおいては Firefox 2.0 では表示上は区別できていなくても実データは区別できているみたいだ。ちなみに、VMware 上の Windows XP で動作している Firefox では Safari と同じ挙動を示す。kazuhoさんの言われるような挙動が観察されるということは Mac 版の Firefox 3 が変わっているのかもしれない。時間ができたら Firefox 3 をインストールして試してみよう。

参考: pbdutil コマンドについては 6 x 3: コマンドラインでコピペ あたりから手繰ってください。

追記: Blogger Draft と標準の Blogger の投稿エディタは混ぜて使わないほうがいいみたい。改行が全部なくなって大変なことになってしまった。しばらく使うのはやめておこう。なんか画像の配置もむずかしい……。これももしかして Safari 依存の問題?

2008-07-02

デジカメプリント

デジタルカメラで撮った写真は、.Mac のギャラリーにしたり、Flickr にアップロードしたり、フォト蔵に置いて CP1 で見たり、iPod touch に入れたりしていて、特に最近はプリントすることも少なくなった。

妻のリクエストでアルバムにファイルするために、70枚ほどプリントが欲しいとのことだったので、うちのプリンタを使って自分でプリントするのと手間も時間もかかるし、インクや紙の費用だってばかにならないので、写真屋さんのデジカメプリントを試してみた。

職場の最寄りの店はスナップスで、「カメラのキタムラ」の系列のようだ。写真は CompactFlash に必要なけのファイルを入れて持って行った。デジカメプリント受付用の機械で、必要な写真を選んで(今回は全部だったので「全部」を選んだ)、サイズを選択して(「全部」を選ぶと L しか選べない?ようだったけど、今回は L でいいのでそのまま)、あと二回くらいボタンを押せば、それでおしまい。仕上がりまで約10分。

α700 - SONY 100mm F2.8 Macro - Preview.app

自分でプリントしていたら、どんなにがんばっても70枚の写真を10分で印刷することはできないし、受付も簡単だし、費用も一枚37円(探せばもっと安いところもあるだろうけど)と、自分で紙とインクとプリンタにお金をかけるよりも安い。これらの点では自前プリントに比べて圧倒的に便利。

そうなると後は画質的な面だけが問題になるけど、従来ネガで撮影しておまかせで DPE していたことの代わりであると考えれば、全く問題ないレベル。むしろ、デジタルで撮影した場合には予め失敗写真をプリントから排除できるのは大きな利点。L サイズくらいであれば、3Mピクセルもあれば十分以上の解像感もあるし、お店プリントもなかなか使えそうだ。

とはいえ、大判のプリントや作品として写真をしっかりと仕上げたい場合には、自分でコントロールできる余地の大きなおうちプリントがいいことも多いだろうし、数枚くらいのプリントだったらいちいち店にでかけたり、ネットで注文するよりもさっさとプリントアウトしてみあった方が早かったりもするだろうから、要は TPO に応じて使い分ければ良い。

なんというか、今更の話題だ。

Blogger(Draft)の投稿エディタ

最近、Blogger Draft を使っている。ただ、この投稿エディタがちょっと不便。 普段は「HTMLの編集」で記事を書くのだけど、画像挿入ボタンなどの標準の Blogger の投稿エディタにあるようなボタン類が表示されない。「作成」で編集すればいいんだけど、記事中に表示される画像のサイズや位置の設定がアップロード時にできないのがちょっと(アップロード後に画像のサイズの変更などはできる)。 ちなみに Blogger Draft ではこうなる。

標準のBlogger の投稿エディタではこう。
もしかすると、以前 Safari でこれらのボタン類が表示されなかったように、ブラウザ依存の問題かもしれないけど、Draft なので特にめくじらたてるような問題でもない。

2008-07-01

moo でミニカードを作ってみた。

α700 - DT16-105mm F3.5-5.6 - Preview.app 
写真は本文とあんまり関係ありません。
Flickr などにアップロードした写真から、いろんなカードなどを作ってくれるサービス mooミニカードを注文してみた。
Flickr のメンバーなら、Flickr から直接 moo のページに行って、写真を選ぶことができるので便利。
  1. カードにする写真を選ぶ。
  2. カードは細長いサイズなので、写真のどの部分を使うかをひとつひとつ決める。
  3. カードに入れるテキスト入力する(フリーなテキストだけじゃなくて、EXIF の情報もいくつか拾って使うようにできる。
  4. 注文を確定する。
以上のような手順で注文することになるんだけど。実は 3 が終わったところでブラウザのウィンドウを閉じてしまうというヘマをしてしまった。しかたないので、しばらく落ち込んで、最初からやりなおした。注文を確定するときに、ブラウザでタイムアウトの表示がされてしまったで心配にはなったけど、すぐに注文受付のメールが届いて一安心。
6月29日注文で、到着まで10日くらいだそうで待ち遠しいな。