2010-01-09

IO-Data EXC-64G and Mac ……

以前に、IO-DATA の EXC-64G という ExpressCard/34 の SSD を購入したと書いた。今どきのカードなら MacBook Pro でも使えるだろうとタカをくくっていたところが、全く対応していないことが分かっただけでその後はしかたんなく死蔵していた。

先日、Twitter でこの EXC-64G が Verbatim のカードの OEM らしいというつぶやきを見て、IO-DATA は駄目でももしかしたら OEM 元にはドライバがあるかもしれないと思い探してみた。

結果は正解、Snow Leopard(10.6)を含む Mac OS X 対応のドライバを見つけることができた。

さっそくインストールして、EXC-64G を MacBook Pro (3,1) の ExpressCard スロットに差してみたところあっさりとマウントされた。System Profiler で見るとこんな感じになる。

IO-DATA EXC-64G can be used on Mac OS XVerbatim のドライバでもちゃんと IO-DATA の製品として認識されている。

Mac で使うので HFS+ でパーティションを作りなおして Xbench でベンチマークを取ってみた。

ランダムな書き込みが遅いのは分かっていたけど、これはちょっと遅すぎるかなぁ……。

さて、この EXC-64G を購入したもともとの目的は VMware FUSION の仮想マシンを置くことだった。さっそくUSB接続の外付けディスクから仮想マシンのファイル(パッケージ)をコピーして、FUSION を起動してみると、やっぱり仮想マシンにインストールされた Windows XP の起動がかなり早い(ような気がする)。

気分よく VMware FUSION で WIndows を使い始めると、なんとなくネットワークがつながってないような……。起動直後はそれなりに動いているのだけど、すぐに不通になってしまったようで、DHCP のリースも更新できないようになっている。さらに悪いことには、ホスト側OSでもネットワークが使えなくなっていて、もっと悪いことに LAN 全体が同じように不通になっているようだった(他の Windows PC や 複合機なんかもネットワーク利用不可。このとき、MBP のイーサがつながっているスイッチングハブのポートの LED がずぅっと激しく点滅していた)。しかたないので、一度 FUSION を終了して、と思ったところがそれだけでは問題は解決せず、結局 OS X を再起動しないと復帰することができなかった。(ちなみに、VMware FUSION はこれを書いてる時点で最新の 3.0.1。)

いろいろ自分で試してみた範囲では、このドライバがインストールされていると VMware FUSION の仮想マシンのネットワークでブリッジモードだと上記の不具合がある、ということのようだ(FreeBSD 8.0 でもおかしくなることは確認)。NAT にすれば動くようなのである程度は回避できると思うけど。まだまだ十分に試したわけではないのでブリッジでない場合でも不具合が生じる可能性もないとはいえない。時間と気持に余裕があるときに、VMware と Verbatim にだめもとでもレポートは送ってみようかとは思う。

VMware FUSION 以外に不具合があるかどうかは分からないが、とはいえ、全く使えなくて放置しているよりは一時的なファイル置き場としても使えるほうがいい。嬉しさも中くらいかな EXC、といったところかな。

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