2009-07-31

Ektar 100 をスキャンしてみた

タイトルは端折った書き方になってるけど、Kodak の Ektar 100 というネガフイルムで撮影した写真(フイルム)をスキャンしてデジタル化してみた、ということ。コダックによると、ISO100 では世界最高の粒状性を持ち、高解像度でのスキャニング・デジタル化にも最適だとか。

  • フイルム: Ektar100 (Twitter での助言に従って ISO64 に設定)
  • カメラ: α-7
  • レンズ: あとで調べて書く
  • スキャナ: EPSON GT-F520

さて、Ektar 100 というフイルムには Ektar 仕上という日本独自の現像があるらしいけど、Twitter やら 2ch あたりでの情報収集によると、どうも品質管理を厳格に行なうだけで現像自体は普通の C41 プロセスらしく、それならばというわけで現像は普通にしてもらった。ついでに、同時プリントもサービスサイズで依頼した。

プリントの方の仕上がりは、まぁ、サイズが小さくてよく分からないような気もするけど、なんとなく微粒子という感じはある。色は……、よく光が回っているものにはわりと普通っぽい感じのものもあるけど、そうでない場合は、彩度は高いのにちょっと褪せたような不思議な感じがした。紫陽花の葉の緑と花のうす紫はいい感じ(好きな感じ)。

Ektar100-024
前述のようにスキャンは EPSON の GT-F520 という、どちらかと言えば安物のスキャナで行った。附属ソフトを使ったのだけど、それがまた Mac OS X 用のアプリケーションとしては変態的な挙動で……というのはどうでもいい話。全自動・ホームモード・プロフェッショナルモードの三つのモードがあって、各モードをそれぞれ少しずつ試してはみた。

全自動モードは思ったより綺麗に(しかも手間が全然かからず)にスキャンできた。それに対して、ホームモードではデフォルト設定では、暗めで眠い感じになってしまい、それなりに設定をつめる必要があり、さらにプロフェッショナリモードでは、各コマの切り出しからマニュアルで指定しなきゃいけないようで、結局全自動モードで解像度だけを若干大きくする(300dpi → 600dpi)だけで使うことにした。

一本まるまるスキャンした結果は Flickr にアップロードしてみたけど、全て全自動モードを使ったおかげもあって、時間以外には手間もかからず、そこそこの結果を得るとができたように思える。ただ、ソフトでホコリの除去ができるはずなのだけど、効果は少ないような……。わりと目立つホコリやスキャナのガラス面の傷?みたいなのが残っていたりする。


以前にも何度かフイルムのスキャンはしているけど、なかでも今回の結果は一番よかったようで、コダックの言う「スキャニング・デジタル化に最適」というのはあながち間違いではないかもしれない。コストを除けば(フイルム600円くらい・現像600円くらいで合わせて1200円くらい)何度も使ってみたい気はする。

まだ、冷蔵庫には PROVIA 100F や Kodak Portra 800 なんかがある(実はどちらもまだ使ったことがない)。いろいろ試してみることを考えるとワクワクはしてくるのだけど、デジタルの圧倒的な簡便さの前に(つい α700 を持ち出しちゃう)、いつ出番がくることやら……

2009-07-25

ガンダム動画を Animoto で作ってみた。

Twitter での cheebow さんのつぶやきに刺激されて、自分で撮った写真でもガンダム動画をAnimoto で作ってみた。

まずは、オリジナル?の Animoto.com の埋め込みバージョン。



あぁ、ちょっと右端が切れてるねぇ……。

次が、Animoto から YouTube へ Export したものを埋め込んだもの。これもまた幅が溢れちゃうのかな……。



Blogger も YouTube もどっちも Google のサービスなのに、標準で提供されている Blogger Template に合わせて YouTube の動画を埋め込むことができないのはちょっと納得いかない。

無料で使っていると Animoto からはダウンロードできないけど、YouTube に Export してしまえば、なんとか動画を取り出すことができるので、それを Blogger の動画貼り付けを使って埋め込めばできないこともないけど、面倒だなぁ。もしかして、object や embed 要素のパラメータを書き変えるだけでできるのかもしれないけど(試してない)、それも面倒。

ともあれ、Flip UltraHD なんかで手軽に撮影した動画もいいけど、こういう写真を組み合わせて作るのもなかなか楽しい。

2009-07-24

/Volumes に残ってしまった不要なディレクトリを削除する

Mac OS X では、外付けディスクや USB メモリ、イメージファイルなどを自動でマウントするときに /Volumes に適切なマウントポイントが作られるようになっている。その仕組はともかく(実はよく知らない)、普通はマウントポイントはマウントされるボリュームの名前と同じ名前のディレクトリになる。

また、Mac をシャットダウンしたり、外付けディスクや、USB メモリ、イメージファイルなどを取り外すと、マウントポイントになってたディレクトリも自動的に削除されるようになっている。

ところが、たまに /Volumes の下にマウントポイントになっていたディレクトリが残ることがあって、さらにそのディレクトリになぜか .vbt5などというファイルが残っていて、ディレクトリ自体が残ることがある(空でないディレクトリは削除しないようになってる?)。そうなると、次に同じボリュームをマウントするときには新たに別の名前でディレクトリが作られ、残っていたものは使われないままずぅ〜っとそのままになってしまう。

例えば Logi160 という名前を付けたディスクは普通 /Volumes/Logi160 というディレクトリにマウントされるが、このディレクリがうまく消えてくれないと、次にマウントするときには "/Voluems/Logi160 1" のようなディレクトリにマウントされることになる。ただ、この場合でも Mac のデスクトップに見えるディスクの名前はもともとの Logi160 のまま変わらないので普通は問題になることはない。

ただ、shell script など UNIX よりの世界から POSIX パスに依存してなにかをしようとする場合には当然同じボリュームなら同じところにマウントされるほうが都合がいいわけで、そのために /Volumes の不要なディレクトリを削除する小さなシェルスクリプトを書いてみたわけ。


#!/bin/sh
# $Id: clean_volumes_dir.sh,v 1.2 2009/07/23 16:10:44 rok Exp rok $

OIFS=$IFS
IFS='
'
voldir=/Volumes
cd $voldir

dirs=`ls`
mountpoints=`df | grep $voldir | sed -e 's/.*Volumes\///'`

for dir in ${dirs}; do
if readlink $dir > /dev/null; then
# echo $dir is symlink
continue
fi
dontremove=YES
for mp in $mountpoints; do
if [ "$dir" = "$mp" ]; then
dontremove=NO
break;
fi
done
if [ "$dontremove" = "YES" ]; then
echo rm -r "'"$voldir/$dir"'"
fi
done

IFS=$OIFS

このスクリプトを実行すると、/Volumes にある不要なディレクトリを削除するコマンドを出力するので、それを sh にくべてやればいいようになっている。

実行時に使っているディレクトリは削除しないので、いつ実行しても安全なはず。でも、できれば勝手にやって欲しいとは思うので、システムの終了時に実行するのがいいとは思う。やりかたは…… launchd 使うのだと思うけど、実はまだよく分からない……

2009-07-12

Dragon Quest IX and DSi

われながらなにを思ったか、ドラゴンクエストIX Nintendo DSi を購入。

実は DS 版のドラゴンクエストは 5 を発売時に購入して遊んではみたものの、途中で詰まってしまい放置。そのうち息子から取り上げていた DS も取り戻されてしまい、そのままになっていた。むかし、スーパーファミコン版で最後までやったはずなのに、全く覚えていないというテイタラク。逆に、一度はクリアしたはずなのに……という気持が続行する意欲の妨げになっているのかも。

そんな自分でもやはり新しいドラクエとなるとやってみたくなるもので、どうしようかなぁと思っていた。予約はしていないので、もし入手できるなら買っちゃおうと思っていたら、難なく在庫があり、ついでに新しい DSi も購入。

ゲーム自体についてはまだ全然やりこんでないので、なんとも言えないけど、やっぱりドラクエなりの安心感はある。キャラクタがチマチマしているのは画面の小さなハードウェアだからしかたがないけど。

ただでさえ睡眠不足ぎみなのに、どうしたもんかなぁ……。