2008-05-30

QuickLook の弊害?

QuickLook は場合によってはディスクを消費しすぎるかもしれない。

OmniGraffle Professional は図表を作成するには非常に使い勝手がよく、一定水準以上に奇麗に仕上げるのも簡単な、お気に入りのソフトウェア。実際に仕事にもよく使っている。

一方、Mac OS X が 10.4 (Tiger) から 10.5 (Leopard) にバージョンアップして追加された便利機能の一つ、QuickLook も重宝している。もちろん、OmniGraffle も QuickLook に対応済みで、ファインダからアプリケーションを起動することなく内容を確認することができて快適ではある。

QuickLook で内容を確認することができるためには、やはりどこかに QuickLook で表示すべき情報を持っておかないといけないので(さすがにいつもリアルタイムでレンダリングするのは遅いだろうし)、OmniGraffle の場合はそのドキュメント内に、PDF 形式のものと thumbnail 表示用の TIFF を持つようになっているようだ(下図)。

これは、ファイルの保存形式にパッケージを選んだ場合のパッケージ内容で、QuickLook というフォルダ内に Preview.pdf と Thumbnail.tiff という二つのファイルができていることが分かる。ファイルの保存形式にフラットファイルを選んでもドキュメントの容量が変わらないことと、保存形式をいつでもパッケージとフラットファイルの間で変更できることがから、フラットファイル形式でも内部的には同じような扱いになっているのだろうと思う。

注目すべきなのが、Preview.pdf のファイルサイズ。なんと、もとになるデータ全ての総量よりも大きくなっているのが分かる。Preview.pdf の内容を確認してみると、文書の全ページを PDF として書き出したのと同じようなものになっていて、こりゃさすがに大きくなってしまう。確かに QuickLook でページめくりにも対応しようとすればこういうことになるのも仕方ないのかもしれないけど、ちょっとオーバースペックだ。QuickLook でのプレビューはせいぜいディスプレイでしか表示しないのだから、png とか解像度の低い tiff にしたらどうだろう。文字情報主体の場合は pdf でも十分小さくできるのかもしれないので、内容によって形式を適切に選んでくれるようになるともっといい。

というかファイルサイズが一気に倍以上になるのはさすがにツラいので、なんとかしてください>Apple & OmniGroup。


追記: 実は OmniGraffle に QuickLook のプレビューを含めるかどうかを指定するオプションがあることに後で気付いた。上で例にあげた書類でこれをオフにすると、QuickLook フォルダごとなくなっているのを確認した。このオプションは書類単位で変更できるので、デフォルトのテンプレートで設定しておこう。QuickLook 便利なので、アプリケーションによってはサムネイルだけ作るとかそういう細かい設定ができるとうれしいが、そこまではたぶんやってくれないだろうな。

NM706i 発表

アクセス数がちょっと増えているなと思ったら、どうやら docomo の 706シリーズに、またも Nokia 製の端末が含まれていたからのようで、何度か書いた NM705i 関連の記事が検索にひっかかったためらしい。

docomo の製品情報のページ も見てみたけれど、どうやら NM705i から追加された機能もほとんど見当たらないし、買い換えるほどのものでもないみたい。

ただし、6120 が NM705i になるときに削られてしまった Symbian のアプリケーションへの対応が復活すれば話は別だけど、たぶん無理なんじゃないかなぁ。もし Symbian のアプリケーションをインストールして使えるなら、NM705i を買ってからまだ数ヶ月しかたってないけど NM706i を買い増ししちゃうと思う。

しかし、今年の7月から8月に発売予定となっているけど、本当にそんなに早く発売できるのだろうか……

Mac OS X のアドレスブックが Google の Contact と同期可能に

どうやら Mac OS X 標準装備のアドレスブック(AddressBook.app) が Google Contacts、つまり GMail のアドレス帳と同期できるようになったらしい。

リンク先の Official Google Mac Blob によれば、これは Mac OS X 10.5.3 Update で追加される機能のようで、以前からある Yahoo! との同期に加えて可能になったということ(実は自分は Yahoo! と同期できるというのも知らなかったけど、これは米国の Yahoo! なのか Yahoo! JAPAN なのか、どちらなのだろう)。Google からの働きかけで実装されたのか、Apple 独自の判断だったのかは分からないけれど、これはなかなかよさげな機能追加。

自分は iCal と Google Calendar の同期に SpanningSync というソフトウェアを使っているのだけど、次はこの機能が標準で載ると嬉しいかも。その際には是非 SpanningSync を適価で買い取るなどして、Apple と Google の両者に貢献してきた開発者に報いてくれるといいな。こういうケースではサードバーティーの開発意欲を削ぐようなことにならないようにすることがけっこう大切だと思う。

2008-05-26

SONY 70-300mm F4.5-5.6G SSM 入手

α700 - SONY 70-300mm F4.5-5.6G SSM - Photoshope Elements 4


以前にも書いたように、amazon.co.jp でソニーの 70-300mm F4.5-5.6G SSM を注文していたのだけど、これが向こう(amzon)の都合でキャンセルされた。まぁ、仕方ないとは思うけど amazon はもうちょっと商品の調達について考えた方がいいんじゃないかなぁ。

奇しくも、時を同じくしてたまたま(?)入ったパチンコ屋でめったにしないパチンコをしてかなり勝ってしまったので、それを軍資金にして他所で購入することを決意。日曜日に梅田のヨドバシカメラに行ってみたら、なんとまぁ、普通に在庫していたので即購入。キャンペーンかなにかで +5%のポイント還元があったのはラッキーだった。

さらに奇しくも当日が誕生日だったりして、神様はやはりちゃんと見ていてくれるのだなぁと思った次第。

2008-05-22

レストランでの写真撮影

先日の結婚記念日の食事をとったレストランでのこと。いつものようにα700を持っていたこともあり、テーブルを担当していたスタッフの方との間で写真の話もした。
α700 - DT16-105mm F3.5-5.6 - IDC SR - Photoshop Elements 4

もうひとつのブログもどき(D*image Days)を見てもらうと分かるように、自分の撮る写真のうちのかなりの量は食事のときに撮影したもの。そんなにいろんなところに外食しに行く分けでもないので、たまに変わったものとか美味しいものを食べに行くときには、なんとか記憶と記録に留めておきたいと思うから。公式には、貧乏なのでうちに帰ったら写真をおかずにご飯を食べるということにしてあるけど:)。

それはともかく、レストランでの写真撮影は他へ迷惑にならなければたいてい大丈夫だと思うけど、店側の都合で不可能なこともある。実際、雰囲気を重視するお店なんかで撮影を断られたこともある。一時期食事より写真を撮ることが目的になってしまっていたような頃があって、そんなときに撮影拒否にあってなんだか凹んでしまったこもある……。念のためにまず確認するのがいいと思う。

上の写真を撮ったお店は雰囲気もいいし、料理も美味しいし、自分的にもとてもオススメのところ。料理の写真撮影も web への掲載(っていうのかな)もOKとのことで、おまけに夫婦の写真も自分のカメラで撮ってくれたりもした。

ちなみに、記念日だとお店でも写真を撮ってくれるのだけど、今までポラロイドだったのがフイルムの生産終了のために、デジカメ+インクジェットプリンタでの出力になっていたよ。

2008-05-19

KeyChain に保存されている AirMac の情報と CP1 の無線LAN設定

α700 - DT16-105mm F3.5-5.6 - Preview.app (写真と本文はあまり関係ありません)

ソニーの Canvas Online CP1 が全然無線LAN につながらないので、 おかしいなと思いつつ、WPA の事前共有鍵 (PSK) を確認すべく、Keychain Access を開いてみみた。SSIDが同じ名前で、「AIrMac ネットワークのパスワード」というのと「AirPort Network Password」というのがあった。

AirPort Network Password の方が変更日がずいぶんと新しく、たぶん、Leopard に OS を更新したときに、keychain も更新されたのだと思う。

keychain に入っている情報はどちらも同じだと思っていたので(ずっとアクセスポイント側も変更してなかったし……)、なんとなく古いほうの項目(「AirMac ネットワークのパスワード」)で、PSKを表示させてそれを使ってみていた。PSKは自分でも覚えている通りのある文章の一節だったので、素直にそれを信じていたのだけど、いくらやっても無線LANがつながらないので、もう一方の新し方の項目を見てみるとこちらではPSKが16進数に変換(ハッシュ値なのかな?)されたものが格納されていた。もしかして、と思ってこの16進をポチポチ(なんせ52桁もある)と入力すると、大当り。無事に CP1 を無線 LAN に繋ぐことができるようになった。

とりあえずはこれでよかったのだけど、実はこの16進数はアクセスポイント(IO-DATA の WN-AG/A という機種)側の UI (ブラウザで見る)からは参照できないようになっている気がする。新規にPSKを設定するときには平文で入力するし、設定ファイルを出力させてもその平文がそのまま載っている。ということは、Keychain にこの情報が格納されていることを知らないと、このアクセスポイントを使っている人には CP1 での WPA の設定ができないのではないかと思う。CP1 を WPA でつないでいる他の人はこんなトラブルはなかったのかなぁ。他の機器(たとえば iPod touch や Wii) は PSK に記憶通りの平文で大丈夫だったので、CP1 平文が使えたらいいのに。普通の人は、AOSS を使うので関係ないということかな。

しかし、いつもながら変なところでひっかかる。無線がつながったのはいいんだけど、次は Picasa Web Album にうまく接続できないというのがあって……。うぅむ。事態に進展があれば続きを書こう。

2008-05-18

Canvas Online CP1 届いた。


Canvas Online CP1
Originally uploaded by rok1966

ソニーの Canvas Online CP1。無線LAN で Picasa Web Album や フォト蔵と連携できるフォトフレーム。

無線LANがうまくつながらなくて、まだほとんど試せていないけど、思ったよりもチャチな感じはしない。ただ、リモコンはプラスチックがペコペコするボタンで、何度も押しているとすぐに破れてしまうのではないかと心配。とくに Opera 入ってたりするので URL を入力したり、WPA の PSK の入力なんかで文字を入力すると果てし無くたくさんボタンを押すのでなおさら。液晶画面が汚れちゃうけど、タッチスクリーンみたいないにはできなかったのかなぁ。

ちなみに、この記事は Flickr に写真をアップロードして、Flickr の「Blog This」を使って書いてみた。タグ(Blogger 的には ラベル)を Filckr の方で付けられたらいいんだけど、この記事のは後で Blogger の投稿エディタで追加した(この付け足し部分も)。

2008-05-13

“α” コミュニティールーム

ソニーの公式のユーザ交流のためのサイト、と言っていいのかな。

型式としては、写真付きの投稿ができる掲示板みたい。今のところは「撮った写真を掲載しよう!」、「撮影テクニックについて情報交換しよう!」、「“α”製品について情報交換しよう!」という三つの掲示板が用意されている。これは、作品自体について、撮影について、機材について、と見事に写真趣味のエッセンスを見抜いたなかなか鋭い分類の仕方で、よく考えているなという印象。

投稿にはカスタマー登録が必要だけど、見るだけなら誰でも見られるようで、過度に閉鎖的にならないようにという配慮が感じられてなかなかいい感じ。もっとも、商売上は潜在的ユーザにもアピールする必要があるわけで、そういう人を締め出さないためだけなのかもしれないけど。

ある程度稼働してみないとどういう雰囲気になるかとか分からないけど、これはある意味ユーザ次第。せっかくソニーが自ら用意してくれたのだから、有効でかつ楽しめる場に成長してくれるといいなぁ。メーカー側の意見なども積極的に出してくれるとうれしいかも。ヤラセは御遠慮願いただきたいけど

Wizardry の作者がこんなところに!

リンクは、コーラにメントスを入れると爆発的に泡が噴出するところをカシオの Exilim EX-F1 の 1200fps モードで撮影したもの。

動画自体も非常に面白い。でも、最後に Videographer として名前が出てくるのがなんと Robert Woodhead。最初の Wizardry の作者その人っぽいのにびっくりした。URL だって「http://www.madoverlord.com/」だし。

懐しい名前を見て思わず反応してしまった。

2008-05-12

OmniGraffle Pro 5 の感想

Mac OS X を Tiger から Leopard にアップグレードしたので、OmniGraffle Professional を Leopard のみ対応の Version 5 にアップグレードしてみた。

もともと非常に出来の良いソフトウェアなので、どうしてもバージョンが上って変更された点についての不満ばかりになってしまうが、そのあたりは割引いてもいいと思う。

マスターキャンパスの廃止と共有レイヤー


実際に使ってみるまでは、共有レイヤーの導入によってマスターキャンバスが廃止されているとは思っていなかった。確かに多くの場合は、共有レイヤーをマスターキャンバスのように使うことはできるだろうとは思う。

マスターキャンバスの場合、これはレイヤーではないので各マスターごとに用紙設定をすることができた。たとえば同一書類中に縦・横のマスターキャンバスを用意しておいて、作成する各ページ毎に必要に応じて異なるマスター適用することで、複数ページに縦・横混在で統一感を持たせた書類を作るのとても便利だった。

共有レイヤーの場合は、これはレイヤーなので縦・横などのページ(キャンバス)毎の属性を持たせることができない。このために、縦・横など異なるページ(キャンバス)属性の混在した書類を作るには、各キャンバスについてこれらの設定を行なう必要があり、マスターキャンバスを使った場合と比べて使いにくい。

また、共有レイヤーはキャンバスが存在しない状態では存在しえない。したがって、ページ(キャンバス)毎にさまざまな設定を行なった複数ページ(キャンバス)の書類を作るためのテンプレートを作成するためには、予めそれぞれの設定に対応した空白キャンバスに必要によってそれぞれに対応した共有レイヤーを含めたものをテンプレートに用意しておくなどの必要があって、スマートではない。

テンプレート


前述のように、OmniGraffle Pro 4 で作成した複数のマスターキャンバスを含むテンプレートから新規に作った書類は、各マスターキャンバスを共有レイヤーとして持つキャンバス一枚のものになる。各マスターキャンバス毎に設定してた属性(ページサイズとか縦横の向きとか)は失われてしまっている。これはちょっといやだ。

「キャンバスのサイズを自動調整する」がチェックされていると、用紙の方向を変えてもキャンパスに反映されない。



プリントシートには横向きに出てくるので、内部的なパラメータは書き変わっているような気もするのでバグっぽい。インスペクタのキャンバスサイズで「サイズはプリンタシートの倍数です」のチェックを付け外しすると変更がキャンバスに反映されるが面倒。

サイドバーのレイヤーとアウトライン


キャンバスサイドバーでは、前面にあるレイヤーが上に表示されるのに対して、アウトラインサイドバーでは前面にあるオブジェクトは下に表示されるというのは気持悪い。
また、翻訳の問題かもしれないが、「キャンバスサイドバー」、「アウトラインサイドバー」なのに「リストスライドバー」という名称の付けかたも変。

メニューで、これら三つは下の図のように表示されているのに、リストスライドバーとアウトラインサイドバーが排他で、キャンバスサイドバーが他の二者と排他でないのは違和感がある。

ステンシル


ステンシルの数が適当な数に収まっている限りは、リストにしてスクロールさせるよりも、以前のようにドロップダウンメニューにしてくれた方が使いやすい。ステンシルのフローティングパレット自体は前より使いやすいと思うので、ここだけ戻してくれればいいんだけど。下の左が OmniGraffle Pro 4 で、右が OmniGraffle Pro 5 のもの。4 のときメニューバーに独立してあった「ステンシル」が 5では消えていて、「ウインドウ」メニューに入っている。

キャンバスサイドバーがイマイチ


特定のページ(キャンバス)のみを印刷したいことも多いが、ページがどこにも表示されていない。バージョン 4 だとサイドバーにちゃんと書いてあったのに。プリントダイアログで、表示中のキャンバスのみ、とか、選択したキャンバスのみを指定して印刷できればまだいいのだけど。
それと、アイコン表示の大きさが標準では大きすぎるし、「小さなアイコンを使用」だと小さすぎる気がする。似たようなキャンバスが続くと区別できない。

前述のように総じて出来のいいソフトウェアなだけに、重箱の隅をつつくようなことばかりだけど、マスターキャンバスが廃止されて代わりになるはずの共有レイヤーの使い勝手が大分違うのが一番ショックだった。これとサイドバーへのページ数表示はなんとかならないかなぁ。