35mm のレンズを買った。
私はものを見るとき人よりも狭い範囲を見ているわけではなくて、むしろ視野の端の方まで気にしてしまうくらいだと思うんだけど、どうも写真を撮るときは視野が狭くなってしまうのか、中望遠よりも長焦点距離のレンズを使うのがしっくりする。あるいはものごとの整理が上手くできなくて、自然といらないものを視野から排除できてしまう焦点距離の長いレンズが気に入ってるだけなのかもしれない。
ともあれ、それだけでもアレなのでちょっと短かめの焦点距離に挑戦しようと思って、今となっては標準レンズとも言われる 35mm のレンズを 2010年の終わりに買ってみた。なにを買おうかと考えたのだけど、最近発売されたソニーのレンズが評判がよくて値段も手軽というわけで、SAL35F18 (DT35mmF1.8) を買ってみたというわけ。
購入してちょうど一ヶ月で、200コマくらいというのはデジタルにしてはちょっと少ない。実際のところやっぱり 35mm は自分には合ってないのかなー。確かに同じテーブルについている子どもの写真撮ったりするのにはいいかもしれない。
愚弟の結婚式の前撮りでも使おうと思ったのだけど、やっぱりちょっと近く感じて、途中からミノルタのAF50mmF1.7に変更してしまった。
料理を撮るのにはかなりいい感じはする。
MF/AF の切り替えスイッチが軽いのか、どうしてなのか知らないうちに MF 側になっていて???な状況になることが何度かあった。くせなのかな。それを除けば、写りもいいし、コストパフォーマンスも高くて(ソニーストアから買っても2万円しない)、欠点の少ないレンズなのでAマウントのαを使っていて他に 35mm くらいの単焦点を持っていない人はとりあえず持っておいて損はしないと思う。自分の好みにはやっぱりちょっと合わないことは分かったけど……。
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