AirMac Extreme を導入してみた。
承前。
というわけで、AirMac Extreme (海外では AirPort Extreme) を導入してみた。
導入前に期待していたのは、以下のような点。
- デュアルチャネルの 802.11n による高速化
- 無線到達距離の拡大(による、もう一台の AP の削減)
- ゲストネットワークによる、ゲーム機などの利用
- プリンタの共有
- ハードディスクの共有
まず、高速化については AirMac Utilitiy で確認してみて、130Mbps ~ 300Mbps となっていて、実際無線で使っていて遅く感じることもなかった。LAN内に速いファイルサーバなどがあれば別だけど、インターネットについては外部との接続で律速になっているので十分以上。というか、まだ伸びしろが残っている感じ。
到達距離については、思ったよりも伸びない気がする。特に、遠くで使うつもりの端末は iPhone であったり、DS であったり、PSP®go であったりするので 802.11n の恩恵を受けることができないようだ(802.11b/g でつながってしまうため)。まぁ、仕方ないので既設の無線AP一つは継続使用することにした。
さて、SSID は別、セキュリティも別でメインのネットワークとは切離せるというのでゲーム機をつなぐのにはうってつけだったので。実はゲストネットワーク機能にはかなり期待していた。ところが、 AirMac Utility で設定していても、いくら探してもゲストネットワークの設定ができないようになっている。よく考えてみれさ AirMac をブリッジとして動作させるということは LAN 側のネットワークを必ず共有するということで、ゲストをメインのネットワークから切離すことなど不可能なことはすぐに分かる。つまりはそういうことで、AirMac をルータとして動作させるときだけゲストネットワークが設定できるわけ。まぁ、調査が足りなかったとはいえこれは仕方がない……。
ハードディスクの共有についてはまだ試せてないが、プリンタの共有はやっぱり便利。自宅にあるのは、CANON の BJ F930 というちょっと古いけどまだまだ普通に使えるプリンタで、アップルに互換性リストがないのでちょっとどうかなと思いながらつないでみたらあっさり正しく認識されて、今迄 USB で使っていたのと同じプリンタドライバで印刷できた。妻が印刷しようとしたときなどは PC を私の書斎に持ち込んで、いちいち USB で接続しなおして使っていたのだから、ずいぶん便利になるだろう。
AIrMac Extreme 自体には USB のポートが一つしかないので、プリンタを直接つないじゃうと他のデバイスが使えないので、そのうち USB のハブを買ってきてハードディスクもつないでみようと思う。たぶん、妻や息子の MacBook の TimeMachine 用に重宝するだろう。
まぁ、ほどほどに満足。
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