2005-11-08

Duplication

例えば、新刊を書店で見かけたとき、ちょっと惹かれながらもそのまま購入せずに素通りすることがある。逆に特に考えずにホイホイとレジに持って行くこともある。特に首尾一貫しているわけではない。なにを買ってなにを買わなかったかの記憶が曖昧になって、(なにも考えずに)買ってしまったものと、逡巡しながらも買わなかったものとの記憶の中での重みが逆転してしまうという現象が頻繁に起こる。実はすでに買っているのにその記憶が曖昧なために、もう一冊余計に買ってしまったり、買ってないのに妙に記憶に残っていて買ったような気がして、結局購入にいたらないこともある。

だからなんだというわけではないけれど、読書好きとしては気になった本は(気になった)その時点で即購入しておくべきなのだなと思う。二冊買ったとして(お金はもったいないけど)読めないよりましだし。

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