2006-04-21

大天使と書いてミカエルと読む

「笑う大天使(ミカエル)1, 2」川原泉(文庫版)


いつものことながら川原泉は冴えている。なにも考えずにぼーっと読むこともできるし、そうしている間にちょっとしんみりすることもあるし、くすくす笑いがもれたり、うーんとうなってしまったり。どちらかというとネガティブな感情が涌き起こることは少ないけれど、それでもどんな読み方をしても許されてしまうような懐の深さがある、ような気がする。

第一巻
第二巻

No comments: