丸いのか円いのか
「まるいつくえ」って普通は「丸い」と「円い」のどっち?
小学校2年生の娘が勉強をしていて、「まるいつくえ」に対して「丸いつくえ」は駄目で、「円いつくえ」が正しいという。まあどっちも正しいとは思うんだけど(2年生で両方とももう習ってるんじゃないかなぁ)、答はそうなんだって。自分としては「円い」ほうがどちらかというと当て字っぽい気がして「丸い」と書いちゃうと思うんだけど。
辞書(ATOK附属の明鏡国語辞典)を引くと、ひとつの項目にまとめて書いてある。順番に意味があるかどうか分からないけど「丸い」が先だ。
まる・い【丸い・円い】〘形〙
①中心から等距離の外縁によってできる形であるさま。円形である。球形である。「月は─」「─柱」「─・く輪になって座る」「目を─・くする(=びっくりする)」
②角がなく、なだらかであるさま。また、なだらかに曲がっているさま。「─指先」「背中を─・くする」
③争いがなく、平穏であるさま。円満だ。「争いを─・くおさめる」 ‐さ/‐み
同じくATOKの同音語用例を参照すると、「丸い」ほうが球形とか角がない様子に対応していて、「円い」平面の形が円形である様子に対応しているという。
最初の問題は、文脈抜きで「まるいつくえ」だったから、自分だったら「円い」でも「丸い」でもどっちでも OK 出しちゃうんだけどな。
2 comments:
「丸い」の「角がない」っていうのは、立体として角がないことを指していて、平面的な角は指してないじゃないかしらん。(立体的に球形で) 丸いテーブルってのは、違う気がします ^^;
角が丸いのは、「円い」?
「まる」を「丸」と「円」で辞書をひくと(明鏡国語辞典)、「丸」で「①まるい形。円形。また、球形」とあって、「円(えん)」で「①まるいこと。まるい形」とありました。少なくとも「円」が球状のものを意味することはないようですが、逆はありそうです。
というか、「丸」で「まるい形」って説明になってないような気がするなぁ。
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