2007-09-14

エイリアスを実ファイルに (iPhotoのファイル管理)

iLife '08 を購入したので iPhoto を中心にちょろちょろと試している。

iPhoto は自前でのファイル管理が前提になっていたのだけど(自分のライブラリに画像ファイルのコピーを抱えこむ)、途中のバージョンからファイルの実体をコピーするのではなくて、エイリアスを作るよう設定もできるようになった。普段は自前でフォルダ管理をしていて、ときどきアルバムを作ったり、ブックを印刷したりするような用途の時だけ一時的に iPhoto を使ったりする場合や、別のアプリケーションでの管理がメインの場合は、いちいちコピーを作って二重に管理するようりもエイリアスを作るほうが適している。

自分の場合も、これまでは、必要に応じてライブラリを作る(必要なくなったら削除する)というやり方だったので、コピーでなくエイリアスを作るように設定していた。

しかし、iLife '08 になって使い勝手も向上し、また、Web Gallerey などとても魅力的な機能も加わって、μ770SW で撮影した画像に関しては主に iPhoto を使って管理することにしたのは、いつか書いた通り。……なんだけど、以前の設定がそうだったからなのか、iPhoto '08 のデフォルトがそうなのか、コピーでなくてエイリアスで管理するようになっていた。

で、iPhoto Library の中に、オリジナルの画像ファイルへのエイリアスが大量にあることになるのだけど、どうせ iPhoto をメインにするのだから、これらのエイリアスを全部実ファイルに置きかえたく(そしてダブったファイルは削除したく)なった。でも、自動化しようとするとちょっと面倒っぽい。

エイリアスかどうかは Developer Tools に入っている GetFileInfo コマンドの -aa オプションで判別できるのだけど、エイリアスからオリジナルのファイルのパスを知るためにはどうやら osascript コマンドなんかで AppleScript を呼出す必要があるかもしれない。などと考えながら Google で検索してみたら、まさにこのためののプログラムが!

AppleScript ゆえの遅さはあるけど、素晴しい。めでたく iPhoto Library 中のエイリアスが実ファイルに置き換わった(^_^)。作者のくりたさん、ありがとう。

中を ScriptoEditor でのぞいてみると、思ったより大変そう。それに自分がいかに AppleScript を分かってなかったかもよく分かる。

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