2007-09-25

MacBook MacBook Pro ソフトウェアアップデート 1.0

アップルから「MacBook MacBook Pro ソフトウェアアップデート」が出ている。

出荷時に、ファイルシステム(HFS+)のジャーナリングが無効になっているものを有効にするものらしい。

実際この記事を書いているマシンもジャーナリングは無効になっていた(全然気付いてなかった……)。

有効にするだけなら diskutil enableJournal disk0sX (Xはケースバイケースだけど出荷時のままなら disk0s2 かな)でできる。で、ちょっと調べてみた。

システム環境設定のソフトウェア・アップデートでダウンロードすると、/Library/Packages フォルダに MacBookMacBookProSU1.0.pkg が保存される。Mac OS X のパッケージはファイルに見えるディレクトリなのでさらに中をのぞいていくと……ありました。/Library/Packages/MacBookMacBookProSU1.0.pkg/Contents/Resources/postflight という Perl スクリプトが。中味は

#!/usr/bin/perl
my $target = $ARGV[2];
my $pkg = $ARGV[0];

`"$target/System/Library/Filesystems/hfs.fs/hfs.util" -J "$target"`;

exit(0);
いかにもインストールの後処理をするためのもののようなファイル名だけど、たぶんこれがこのアップデートの本体。/System/Library/Filesystems/hfs.fs/hfs.util はそのまま実行するとヘルプメッセージがでるので分かるけど、やはり -J オプションはジャーナリングを有効にするもの。

というわけで、diskutil でも hfs.util でもいいけど自分でジャーナリングを有効にできるひとにはこのアップデートは必要ではないけど、やっておいても別に問題はない。なにが言いたいんだか……

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