2006-09-16

YAMAHA RTX1100 の帯域測定機能を使ってみる

自宅と事務所、支店事務室にヤマハのルータをおいて、VPN 接続している。事務所と支店間は常時 VPN を張りっぱなしで、自宅へは必要に応じて PPTP でアクセスするような設定になっている。

自宅の LAN には東芝の RD-H1 という HDD レコーダがあって、外からこれにアクセスして、録画した番組やそのとき放送されているものを見ることができるので重宝していた。ところが、これが最近うまくいかなくなってしまって、ちょっと困っていた。すこしだけ動画が表示されて、あとは音も絵もピタッと止ってしまう。

で、自宅のと支店のルータが RTX1100 なので、それらの間の帯域を計ってみることにした。もっとも、事務所から自宅にアクセスしても具合はよくないので、問題は経路でなないとは思うので、まぁ、思い付きでやってみたということ。

自宅は K-Opti.com のホームファイバーというやつに、前述のように RTX1100 で、支店は、OCN B-Flets のフレッツ100ファミリーにやはり RTX1100 という組み合わせ。支店から自宅へは、ルータ間で VPN を貼ることはせず、PC (PowerBook G4) から PPTP でアクセスしている。本来ならば、PPTP 上でのスループットを計るべきところだれど、こういう接続方法なので、(YAMAHA 流に言えば) VPN の外のりで計測することになる(まぁ、興味本位でやってるだけだし)。

というわけで、計ってみました。だいたい、12000KBits/sec 〜 15000KBits/sec 程度の速度で、RD-H1 からの映像を見るには特に問題があるとは思えないくらい速さは十分。これくらいの速さなら、PPTP によるオーバヘッドを加えてもたいしたことないし、以前は 8MB/s の ADSL を経由してもテレビを見ることができたので、やはり、経路上になんらかのボトルネックがあるというわけではなさそう。

しかしよく考えてみると、この値は支店事務所→自宅という方向でのデータの流れを測定したもの。テレビを見るときのデータの大部分は自宅→外だろうから、これは実は意味がなかった。それで上り下りを反対にして計ってみると、奇妙な測定値がばらつく。だいたい 800Kbits/sec 〜 20Mbits/sec くらいか。これじゃ安定したデータの転送は無理で(RD-H1 でテレビを見るときのデータの転送レートは 1Mbps と 1.7Mbps の2種類ある)、途中で止まってしまうのも仕方がないかも。

でも、不安定は転送レートの原因が分からないので、結局どう改善していいのかも分からない……

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